スクリーニングで割安株を見つけよう

私の投資スタイルは小型成長株の押し目買いが基本です。しかし、最近、割安株・バリュー株にとても興味を持ち始めています。最近買った神戸製鋼所などは、それに当たるものかもしれません。割安株は株式投資の王道と言われており、この方法で成功した人は大勢います。

ここでは、割安株とはどういうものか?そして実際に割安株をスクリーニングで探す方法について説明します。

割安株(バリュー株)とは?

 割安株(バリュー株)とは、その会社の本当の価値よりも大幅に株価が低い株のことです。会社の価値というのは、 いろんな考え方があって判断基準が難しいところがありますが、ひとつの目安として解散価値と呼ばれるものがあります。これは、会社を解散する時に資産を全 て処分し、そこで得たお金で借金を全て払った後に残るお金のことです。株式用語では『PBR(株価純資産倍率)』と言われます。PBRは次式で表されま す。

PBR(株価純資産倍率)=株価/純資産(総資産-負債)

この式を見ればわかるようにPBRは、1より大きいか小さいかで、割安かどうか判断が分かれます。

◆PBR<1の時・・・株価は純資産よりも低いので、割安と言われている
◆PBR>1の時・・・株価は純資産よりも高いので、割安と言われていない

但し、後で株をスクリーニングすればわかることですがPBRが1以下の株といのは、たくさんあります。一概にPBRが1以下というだけで割安=買いとはなりません。次にその判断基準をみていきましょう。

割安株(バリュー株)の判断基準

割安株を選定する際、判断基準としてPBRの他に自己資本比率、配当金、PER、ROEなどを考慮する必要があ ります。何故なら、PBRだけでは会社の収益性、将来性、配当性などがわからないからです。株主配当もなく本業で赤字の企業は、PBRが低いと言っても投 資できる対象にはなりません。各項目の判断基準については、下記を参考にしてください。

自己資本比率・・・40%以上

株主資本以外は借金なので、この数字が低い場合は注意が必要です。40%程度以上であれば倒産の危険が非常に少ないと言えるでしょう。

配当金:配当性指向が高く、今後も増配が期待できること

会社がいくら儲かっていたとしても株主に利益を還元していない会社は投資家から当然のことながら敬遠されます。 また、現在は配当がないとしても将来復配が見込める会社は、復配が決まる前に評価されることが多いです。国内企業の配当性指向はで20%、欧米で 30~50%と言われています。しかし、最近M&A、TOB(敵対的企業買収)の問題もあり、配当を増やす企業も増えてきています。増配は絶好の 投資チャンスになりますので日頃から注目しておきましょう。

PER・・・15倍以下(来期以降15以下であれば現状40程度まで可)

PERとは株価が企業の一株当たり税引き後利益の何倍の水準になるかを示す倍率のことです。利益を基に株 価が割安か割高かを評価する指標にもなっています。ある企業の株価が1000円で一株利益が20円ならPERは50倍。バブル期、このPERは50倍以上 も珍しくなかったが、現在は10~30ぐらい。10倍以下ならかなり割安と言えるでしょう。

ROE・・・5%以上

株主が払い込んだ資金がどの程度有効に使われたか、つまり株主資本に対して一年間にあげる利益がどのくらいの割合になるのかを示しています。ROEが高いということは、効率的に儲けることができる企業ということになります。

経常利益伸び率・・・5%以上

会社の将来性を判断するものです。利益が順調に延びている企業は必ず評価される時が来ます。逆に今は利益がでていても将来利益の伸びがない企業は、株価が上昇しにくいと言えます。

割安株(バリュー株)をスクリーニングで見つけよう

私の使っているにイートレード証券で実際に割安株(バリュー株)をスクリーニングします。イートレード証券 は、スクリーニングの仕方がとても簡単です。(スクリーニングは、イートレードに口座を持っていなければ利用できません)。ログイン後の株式情報のページ が下記です。ここでスクリーニング(銘柄条件検索)をクリックします。

    screening02

すると、下記のスクリーニング画面が表示されます。割安株・バリュー株を検索するためにスクリーニング条件を次のように入力します。

割安優良型をクリックします。(A)

ROEの最小値に5を入力します。(B)

PBRの最大値を5から1に変更します(C)

Eトレードスクリーニング画面

結果、割安株・バリュー株として次の16件がスクリーニングされました。(’05.5.3)

7494 コナカ
4516 日本新薬
9072 日本梱包運輸倉庫
8625 高木証券
8881 日神不動産
5976 ネツレン
7241 フタバ産業
7283 愛三工業
7263 愛知機械工業
5451 淀川製鋼所
8012 長瀬産業
8140 リョーサン
5959 岡部
6641 日新電機
4023 呉羽化学工業
6369 トーヨーカネツ

これらの銘柄が投資に値するかどうかは別にして、上記の条件にあてはまった銘柄であることは確かです。実際には、さらに、ここから自分が投資する銘柄を絞 り込んでいく必要があります。自分が身近に感じられる銘柄、自分のスタンスに合っている銘柄がベストと言えるでしょう。

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