M&A株で儲ける[2005.03.19記載] ニュースや新聞、雑誌すべてのメディアでライブドア VS フジテレビの問題が取り上げられてます。 フジテレビが、ニッポン放送を子会社化するためにニッポン放送株の公開買い付け(TOB)という方法を使って株式の買い集めをしようとしていたのですが、ライブドアが、時間外取引によってニッポン放送株の大量取得をしたのです。この取得方法は法的に問題はなく、その後も市場で株を買い続け50%を超えたとの噂もあります。ライブドアの狙いは、ニッポン放送→フジテレビ→フジサンケイグループとの事業提携・買収なのでしょう。 株にまったく係わりのなかった人は、M&A、TOB、ホワイトナイト、ポインズピル、LBOど難しい言葉を聞いてもわからないことが多いと思います。 先週、フジテレビが配当を5000円に引き上げたこと(前期の年間配当は実質1000円)、ライブドアがフジテレビに対してTOBをかけるなどという噂などの影響でフジテレビの株価は急騰しました。私は残念ながら、買い損ねましたが・・・。 フジテレビは「安定配当から業績連動配当へと転換し、株主還元を重視していく」と、配当引き上げの理由を説明しています。最終利益から配当金に充てる割合を示す配当性向は、50%前後になる見込みです。 フジテレビでは、ニッポン放送株がライブドアに買い占められている現状に対抗する手段として「敵対的買収に対する最大の防御策は、株主重視の配当政策を展開することにより株価を上げ、時価総額を高めること」と判断している模様。 このようにM&A銘柄は配当が突然上がることがあります。タイミングよく売買できれば、かなり程度利益がとれそうな展開になってきました。村上ファンドの保有銘柄が兜町で流れたとかいう報道もありましたが、こちらの銘柄も今後人気化するかもしれません。村上ファンドの保有銘柄については当サイトの相互リンク先J Coffeeの株式投資日記をご覧下さい。 ◆村上ファンドが保有してると見られる銘柄(一部抜粋)3750 ゼィーブプラスホールディングス ◆株価が急騰した例2003年スティール・パートナーズがソトー株に対してTOBを行った件は記憶に新しい。12月19日ソトー株に対して1150円でTOBを行った。それに対抗してソトーは1250円でTOBを行い、その後、1400円、1470円と価格の引き上げを行った。そして、ソトーは配当を13円から500円に増配を発表したのである。それにより株価は2000円を突破し、結果としてスティール・パートナーズのTOBは失敗に終わったのである。ソトー株にTOBが仕掛けられた時点で株を買っておけば、かなりの利益が得られたことになった。 ◆M&AとはMergers(合併)and Acquisitions(買収)の頭文字をとったもの。 ◆TOB(公開買付)とはTake Over Bidの頭文字をとたもの。 ◆ホワイトナイト(白馬の騎士)とはアメリカでは、敵対買収の防御策として株主の利益を守るために敵対買収の企業とは別の企業に買収してもらうことです。例えば、ライブドアがフジテレビを買収しようとした場合、フジテレビがソニーに買収してもらうとか・・・ ◆ポインズピル(毒薬)とは新株予約権を発行して買収者が株を買い進めたら株数を増やし買収者の議決権割合と持っている株の価値を下げることです。国内では、UFJ銀行が東京三菱銀行との合併問題で三井住友銀行の横槍を防ぐためにこうした内容の新株を発行したそうです。 ◆新株予約券とはニッポン放送がライブドア支配への対抗策として出してきたのが、新株予約券を発行するというものでした。この株をフジテレビに買ってもらうことによりニッポン放送の総株数を増やし、結果としてライブドアの株式比率を下げようとしたのです。 しかし、ライブドアは「支配権維持のために株を増やすのは不公正だ」と新株予約権の発行差し止めを求めました。これに対して、東京地裁は3/11日新株予約権の発行を禁じる仮処分命令を出しました。また、ライブドアの時間外取り引きも法ではないとしたのです。あとは最高裁の判決を待つのみですが、ライブドア有利です。 ◆LBOとはLBOはLeveraged Buy Out、MBOはManagement Buy Outの頭文字をとったものです。買収される企業の資産を担保に資金を調達して買収する手法です。
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